田舎修理工場都会へ 筑波参戦!




手羽先の修理は「数々のラッキーな部品状況・その他」から?意外に素早く終了!

さあ!来週からK&Kの準備だ!!06’SpecR発進!・・・なんて思っていた矢先の日曜日に・・・。



高速道路走行中、長いトレーラーを抜いた後、しばらくすると水温が急上昇!
更にパーキングエリアで確認すると、リザーブタンクの水量が激減している!

「このまま走って帰れるだろうか?」・・・との電話連絡あり・・・・・。


状況から判断して故障箇所は

ほぼ推測可能・・・・(黙)


アイドリング可能。エンジンの吹き上がりが少し悪い・・・が、
オイルの量や色合いに問題なし・・・・・・の再連絡あり。


パーキングが比較的近隣だったのを幸いに?

「ペットボトルの水を買って、水温・水量を監視しながら、ヒーターを回して、ゆっくり帰ってください!」って、お願いして翌日入庫。


鈴鹿のイベントまで・あと3週間・・・K&K24戦まで・あと2ヶ月弱! 今年こそ余裕を持って・・・希望の光?は今年もダメか?!


オジサン3人組 Racing・Familys’には ・・・降り注がないのか!!





なんで、この時期なんだ・・・!ホンダS600・エンジン再修理!


当然、S600の修理が最優先です。(仕事ですから・・・。)




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・・・なんて言っている頭の中ではK&Kの事も・・!グルグル廻って・・・!(悶々)・・・!

ええ〜!ウズウズ〜するより、まず現状把握・現実的対応!が最優先です!(意外に堅実?・・それとも何時もの・開き直り?)


入庫後、早速、各部点検です。破損部位は・・・ほぼ推測可能・・・(黙)
ところが・・思っていたより好調です。アイドリングはOKですが、無負荷状態でも吹き上がりが若干悪い程度!


表面的には、1番気筒の「サクションピストンのフタ」・・・が外れていました。
コレだけ直せば復帰する!・・・なんてナマ優しいAS285Eではありません!

「ナァニよんならぁ〜そんなこたぁ、わかっとらぁ〜!」
<翻訳>既知の事実です。


エンジンは比較的快調ですが、ラジエーターへの吹き返しは、僅かですが確実に有ります。
リザーブタンクへ小さく?ホコポコと音を立てています。

ナニはサテおき、まずは、本題部分を攻略!?・・・しなければなりません!

なんの「まえふり」も無く?・・・・いきなり本題部分です。

1番気筒のガスケット表面上下がロンドンブリッジの様に?吹き抜けています。

整備業の経験者なら、この映像に若干の疑問点が・・・。

ガスケットの表層部分が抜けて、3枚合わせの中央の金属部分、更に燃焼室のリング部分が綺麗に?残っています。

G/K抜けの場合、エンジン停止時に燃焼室内に冷却水が侵入。エンジンオイルが増量、白濁するって、一般的症状です・・・。
そしてピストンの一部に、洗剤で洗ったような痕跡を残す!てな?常識的症状。(永びいた場合はサビ色!

田舎オヤジの想像ですが、このロンドンブリッジが冷却水の侵入を防いでくれたのでは?
ヘッドやシリンダーに挟まれた狭い空間の中で「チェックバルブの様に!」・・・ありがとう!?



更に燃料が薄いとか、点火時期が速すぎる、その他の異常燃焼による異常高圧のケースなら、
急な圧力上昇で、ガスケットリング部が吹っ飛ぶ場合が多い・・・。(この際にピストン表面に白い粉を吹く!・・・。)

CA2アコードや、EF2シビック、更にHH3のアクティーには、
CVキャブがまだ?設定されていましたが、
左図のような “バキューム・ピストン・コントロール” が装備されていました。


これは、水温が60℃以上で、減速時にチャンバーピストンを持ち上げて
“燃料の吸出し”を緩和する機構です。(主に触媒の過熱防止と燃費の為です!)

コレもまた想像の範囲なんですが、・・・(中に入って、その場では確認できねぇ〜もんなぁ・・・)
サクションチャンバーが、抜けた時、たまたま高回転・高負荷時なら・・・!

チャンバーピストンが一気に下がって、2ndメインジェット部をニードルで塞ぐが、1stメインジェットは開放。
(S6のサクションピストンは前閉まで閉じないのですが・・・!)この時、スロットルバルブ全開!・・・・・。
サクションピストン制御用通路から若干の空気は侵入するが・・・全体的には、大量のガソリンが一気に燃焼室へ・・・!

慣れネェ〜面倒な言い方?を止めて言い換えれば!

アクセル全開の高回転時に手でキャブを塞げば・・・・ガソリンが中へピュ〜 ドバドバ・・!!!


・・・って結論なら、破損具合と一致!・・なんて理屈はともかく・・・鈴鹿走行まで後3週間足らず!


気持ちは 完全に!追い込まれて?います!

・・・なんてイラついて・・・は?いるのですが・・・
若くないから〜って理由で?夜は寝る?のです!

本日閉店です。







翌朝、寝ボケた思考回路が復帰して(就業後約3時間超=昼過ぎ!)やや?冷静さを取り戻しました。

慎重に各部を調査すると、1番ピストンの頭部に善く診ないと解らない程度の「ゆるい陥没」を発見しました。
元々状態で薄い頭部を加工してある上に、吹き抜け時とその前後、「極端な環境下」で走行した結果と思われます。

ピストンがすぐに段取りできない!・・その上・・ピストンやその他各部再加工する時間的余裕は更に!ありません!





当社の旧車関係・顧問団?より、社外品のピストンを組み付ければ?の対応策が出ましたが、
以下の理由で若干ひるんで?いました。


このシリンダーはKawasaki・W3の物。

シリンダ下部にフランジ部があり
クランクケースとネジ止めされているタイプ。

常温でボーリング加工されたシリンダーは、このフランジ部分が暖機後、上部のシリンダーと同じ様に膨脹せず、
シリンダーを締め付けて、フランジ裏側・シリンダー内壁にピストン上下動によって痕跡を残します。


比較的綺麗に均一に現れる?ので
業界スジ?で“ハと呼ばれる痕跡です。

(ハーレー、トライアンフ、メグロ、BSA等も・・・)・・持ち味に合わせて、
高回転を避けて,走れば何の支障も無いのですが・・。

その上W1等では、シリンダー下部の突き出しが大きく、
位置的に、ハチマキの影響は大!

ゆっくり走ればいいのですが・・・。

画像提供・Yataさん・山陰W1有志会・・・何時も、面倒な事案を・・ありがとさんデス!

S600W1・・決して嗜好的な交点?が無いと思っていたら・・・あるんだ!ビックリ・・。Yataさん・・。



正確には、・・・シリンダーの位置(厚さや形状)によって熱膨脹する量が変わり、
アルミ製ピストンが鉄より大きく膨脹するから、相対的に、締付ける形になる!

(もっと簡単な言い方は無いのか!・・・・・面倒な!)


旧い空冷エンジンの話に、何の関係があるんだ・・・・!

HONDA・S600・4分割スリーブの場合、

右のやや太った?部分が、  生みの親?!

ハチマキではなくてS600の場合は、孫悟空の輪?
中国大陸・正式名称=緊箍児(きんこじ)!・・・(笑・汗↓)

・・がピストン下部辺りを締め付けるのです!


もちろん、十分な慣らし運転(最近のエンジンでは死語!)を行えば緩和されますが、
この 孫悟空の輪 は、ある回転数を超えて回した時に顕著に現れるのです!
(ピストンクリアランスをオイル消費を覚悟の上で、やや?非常識な設定をすれば避けられるのですが・・・!)

悟空ヤリ過ぎぞよ・・・回し過ぎ!⇒三蔵法師が呪文の念仏を・・・・ムニャムニャ〜・・・キャ〜!


なんだ・・回さなければいいんだ!・・・・HONDA・S600は・・・ この“賢者の悟り”を許しません!

サーキットから生まれて、走る為の機械として市場に送り出された車両・・・
さらに実際、640ccを超えた排気量(圧縮比も関係しますが)のフィーリングは、まさに別物!

このDNAがアクセルを奥まで?踏み込む指令を・・・!(悲) = “三蔵法師リミッター”作動開始!

痛ってェ〜!・・・て泣きながら走っているのです!

何で?水冷エンジンなのに・・?の疑問は・・・

スリーブの残りの厚さ あるのでは?・・と思っています!

実際にSTDサイズのピストンでは殆ど発見できません!さらに・・・・

補給品の2分割スリーブタイプは更に発生し難い傾向あり!

下部の段差が無い! その上、当然肉厚アップ!


新しい物が良い!・・・って事は同じエンジンなら当然!?


ボアアップで下部の薄い部分が1,5mm以下は要注意!オートバイでの経験的数値で、参考とは言い難いのですが(ペコリ!)
・・・と自分勝手に?認識しています。若干不安な数字提起です・・が・・・(汗・汗・汗)

更にS600の場合実質的に1.00mm以上のオーバーサイズは要注意!三蔵法師の呪文が効き始める領域です!(痛・悲↓)
悲しい事にこの仏罰?は、一度発生すると大きなキズを残し、その後一生“タタリ”が継続進行するのです!
ゆっくり走れば・・・なんですが・・・。・・・くどい!


2輪・4輪関係なく、ボアアップ車両が寿命面では、「はかない一生」になりがち?なのはこのあたり?
・・元々の設計で使用!がやっぱり安定志向?・・・「そういう風に、そういう設定で設計された物」だもんなぁ〜(悲痛的・納得!)


更に一般的なアフターパーツのピストンはピストンのテーパー寸法差が大きい物が多く、加工差も大きめ・・・。
何故かこの要因も三蔵法師の味方!・・・って事で純正ピストン加工を選択していたのですが・・・!


田舎の結論は何時も保守的!・・・でも・・もう残された楽しめる時間は少し!

・・部品も無いし・・・・なんて気分が・・・やっぱりボアアップ!ってやってしまったが・・・!

考えて見れば車より人間の方が遥かに短命!怪我しても勝手に直っていく反面、部品交換は現実的には不可!


やるしかねぇ〜んだ!・・・この車で走る“一瞬の時間”の方が遥かに貴重なんだ!




なんて長渕的・拓郎的叫び?を発しながらも、そこは?やっぱり仕事。最低限の現実的対応が肝心(冷静?)


「ヘッドガスケットのみの交換なら、車上整備」・・なんて常識は
“慢性的に腰をやられている業種”なので非適応!

実際、ラジエーターさえ外せば、ミッションを残して降ろすのは約20分。
この労力を惜しまなければ腰への負担は御安泰!

立って作業!最重要事項!

難易度の高いピストン加工やリセス加工(バルブ逃げ加工)をしている余裕もなく、
更にオーナーの使用状況を考慮すると圧縮比を下げた方が、現実的?安全策!

国外入手は時間的に除外!・・・・とナンのカンのと悩んで、ピストンを探していた矢先に・・・。

地元360ccレースの先輩で、NVの親方・Kw氏 ・・がひょっこり現れて「すぐに入手するなら・・あの人!でしょう」


旧い記憶で確かトモエ製のピストンとエスコート製の物があった!
・・・って覚えてましたが、即座に入手できるか?不安!

あたふたと、連絡させて戴くと、

「エスコート製なら数セット在庫を持ってるヨ!新型形状の方だけど・・。」

・・・との 「神の一声的返事?!」・・を戴き、
迷っている暇は無い!と判断!(現在他に選択肢無し!)


左は当工場前回組み付け品、
右が純正品・比較です。

自社製・・・
・・呪文をうまく?防御?しているのに!(悲)
シリンダーに仮組みするとこの状態!
前回加工済の各部寸法等より割り出した圧縮比はほぼノーマルと同じ!

仮組みしたヘッドで、バルブの逃げ寸法を計測すればコレもすべてOK!

ピストンクリアランスも純正基準値より外れるが許容範囲。
孫悟空の輪を考慮して更にOK!)
(注)このエンジンは前回、シリンダーとヘッドを面研しています、更にスリーブの高さを調整していますので、ノーマルのS600とは差異があります。
バルブの逃げ寸法についても、4気筒共にバルブシート深さ加工しています。この数値の差も有ります。

感覚的で?いい加減な意見ですがこのピストンの場合、バルブシート・無鉛対策加工車両はこの数値を再確認する必要が有るかも?知れません。




段取りが・・・何か・・・あまりにうまく行き過ぎると 不安が漂う?当工場ですが、  時間がねぇ〜んだ!実際。






   
今回の緊急作業!の
救世主!  ? ・・紹介です!

こんな稀少な部品を多数在庫している方は・・・滅多にいねぇ〜ヨ、・・・実際。

ホントにお世話になりました!

s’Parts (ワイズパーツ) 大阪府 堺市北区 常磐町1−39−4  <Tel> 072-255-4408

ピストンだけでなく、S関係の一般的消耗品等や全般的な相談にも乗って戴いた!

相談事は最低限の良識を持って!・・表面上の言葉や、態度じゃない!・・・何か!が伝わらなくっちゃ・・・。

マクドナルドのネェ〜ちゃんの・・・イラッシャイマセィ〜、アリガトウゴザイマシタァ〜・・・ありゃ、違うぜ!


この業界・・・いろんな業態、趣味性、技量、設備・・etc・・百花繚乱!ですが、
当田舎工場の明確な判断基準は音! エンジン音は裏切らねぇ・・・と信じ込んでいる!(自己洗脳?)

PopのCB72は、吉村 秀雄の音。
 ゼッケン54番・S800は・・・ s’Parts の音!

 一方的・田舎的・評価基準(頼りネェ〜&悲!)ですが、・・両車共に

何度も失敗を重ねて、それを克服していった音が!・・

・・・それに堺市って環境は、「ロケットを内製して・・・」なんて特殊な技術集団終結地域です!
「S600・他車流用ピストン加工」の話をお聞きしたが・・・近寄れない程?加工レベルが違う!





失敗は許されない!・・・とか・・・失敗した事がねぇ!

・・・なんて簡単に言うヤツラ、・・ハァ?・・・信用できねぇ!(得意の 摩邪?口調!)


田舎工場の 社内? です






次の問題はヘッドG/Kの問題です!

前回オーナー持ち込みの破損したヘッドG/Kです。内径は55,8mmですが、
芯材にパンチング等の表層保持加工がありません。
各気筒のリングも、それぞれ4気筒で独立しています。

ライフや、ZのEAエンジンからの経験上、このタイプのG/Kは、
表層なだれ?が起きやすいのでは?・・・と勝手に?思っています。
このG/Kはさすが、HONDA純正!・・・4分割スリーブ向けに、
シールラバー対策の「裏金当て部分」まで有り!

優秀!なんですが・・・。

純正補給品向け(ノンアスベスト材)で、55,5mmしかなく、
かなり悩みましたが、ボアの関係でオーナー了解の上、使用しました。

高圧縮エンジンなので・・・かもしれません・・↓↓・・なんて・・・(逃!)


回の調達品は、芯材処理もOK!リングの処理も!

更に内径は・・・57mm!


更にカム・チェーンケース部分が一体!



まさに・・・ボアアップに使用できます!!・・・て・・仕様のG/Kです。

アフターマーケット品としてはかなり高品質!(悩んで、悩んで、創ったな!こりゃ!)



なんて、妙に?納得して?は、いるのですが・・・

・・・若くないから・・って理由で?夜は寝る?のです!

本日閉店です。





何とか部品の段取りは・・切り抜けた!(ホッと一息)・・・様です!!

一気に組上げるのが理想ですが、やはり、 HONDA・S600 当然の様に許してくれません!前回作業分の“反省会”を強いられます!



反省1・・・孫悟空の輪

気分的?には、ゴリゴリ削ってしまいたい!のですが、
数値的には1〜2/100mm程度ですので、少し冷静に・・。
(実際、手作業で、完全に均一にするのは不可能です!)

“孫悟空の輪”の痕跡部分を狙い撃ち!して、
リューター等で軽く荒らし?ます。

その上を荒めのペーパーでゴシゴシ!
事前に余ったリング等で合口隙間を確認して置きます。
一旦、目の細かいペーパーで仕上げて
元の合口の数値を基準に、比較しながら手作業を進めます!

ピストンリングにオイルを塗り、(光明丹等もOK)
研磨面を上下に擦らして点検すると研磨状況が把握できます。

何も基準なし!で実施すると、気分は良好!なんですが、
手作業研磨は(意外な程多めに!)行き過ぎる傾向があります!
1000#程度で孫悟空域?以外の部分との段差をならします。

最後に60#程度の交差したキズ?を造ります!
クロスハッチ・・・って言う名前だった記憶が・・・。

(黄色線は仮想線です!・・うまく撮影できないので・・・スイマセン!)


反省2・・・オイル漏れ

クランクリヤ側のオイルシール接触面は比較的綺麗なんですが、
クラッチハウジング後部にオイル漏れがあります。

オイルシールも前回、新品組付しました!
原因は、ミッションのインプットシャフトです。
前回オーナー持込の「リビルト品」
・・・この部分の腐食が激しく、漏れが危惧されましたが、
思ったより短期間で一気に?オイル漏れ発生!



このミッション・シャフトの腐食部分が、
クランクリヤの内側のオイルシールを攻撃した様です。



S600には、クランクウエブの最後部にこの部分の給油をエンジンオイルで担う機構があり、僅かですが、油圧が掛ります。

設計段階で、ある程度のオイル漏れを覚悟していたのか、
フライホイールのクラッチ当たり面の手前にリーク穴が3箇所!空けてあります。

遠心力で振り切る!構造です。

ミッションのインプットシャフトを程度の良いものに交換すれば即!解決ですが・・・・(黙)


田舎の対応策です!・・・ジュラコンのフタ作って、
中央止まり穴にM6のタップを切ります。




コレを、元々のフェルトの含浸材を取り出し、
特製プラグを軽く圧入します。

インプットシャフトの長さを考慮し、フェルトを短くして、一般的な車両で使用するクラッチグリスを詰めます。

今回、他社の方式と同じく、エンジンオイル直接給油方式を・・・止めてしまいました!

オイル消費抑制!・・・・・天秤にかけると?・・・最優先課題!


更に!

赤円の部品は、回転数に応じて燃料ポンプを駆動するポイントケースで、

当時は入魂の先進構造!でしたが、

現在の補給品のポンプでは、全く不要な構造物?です。

傾いて搭載されるS600のエンジンには、エンジンオイル漏れ多発地点です!
コレもこの際、
内部のコンタクト機構を取り外して、廃油穴と同時に封印しました。

オイル消費対策・最優先です!

(キャップや、配線等の外観だけは残しました!)
前回作業で適応不可だったタコメーターギアのシール

・・・も調達終了!新品組み付け!


反省3・・・レベルゲージ

ミッションのオイルレベルゲージの長さに種類がある様で、
現状のままでは、ゲージ指示値まで給油すると
オイル過多!で走行中に各部から(特にブリーダープラグ)
オイル漏れ発生!
コレを回避する為に、長いパイプ部を3分割し、
治具作製後、アルミ溶接。
何も無かった様に?
ひっそりと?

装着終了です!

反省3・・・エンジンのスタッドボルト!


僅か1800km走行なのに、スタッドボルト部がかなり腐食していた!
閉じられた環境なのに、腐食の進捗具合にはビックリ!

新品交換!!・・・純正部品の段取りが間に合わないので、

サビ落とし後、サビ止めを塗布し・・・・

某オートバイのスタッドをまねて、収縮チューブで表面保護!

トルクの安定性や強度、スリーブのセンタリングの問題を考慮して、
ボルトは(他社製流用品もあるが、)純正品再利用!

スタッドボルトの材質等の判定は田舎工場では不可の為、

田舎の保守的判断を優先!
更に・・この腐食の根源!・・と思われるシールラバーですが、
殆どの物が内輪が三角形に変形する!(前回新品組み付け)

張りが不均一で、更に足りなくなるのでは・・・の疑念に・・・。
その対策に適度のアルミ棒を内側に入れて矯正!

矯正が必要なのは貴方の性格でしょう!切腹!
(波田陽区・参照??)
ヘッド側・スタッド部の腐食カスをホーニングして

さぁ!! 組付・再開です!



なんて、妙に?燃えて?は、いるのですが・・・

・・・若くないから・・って理由で?夜は寝る?のです!

本日閉店です。




反省4・・・デストリビューター

前回、問題なかったディストリビューターですが、
エンジンオイルが、キャップ内部・他に、

大量に飛び散っています!

純粋なオイルだけなら、ポイント面に付着さえしなければ、漏電等の問題は少ないのですが、
エンジンオイルの中には、ブローバイガス内部の多量の水分を含んでいます。
・・・・コレが漏電や失火の要因になります。

久々の分解作業に段取りを・・ほとんど?忘れていました!
出来るだけ、そっと分解?する為にハンマー等を使わず、
プレスを使用しますが、ガバナープレートの位置を右の位置で抜きます。

範囲が狭く要注意です。プレス作業中に何度も再確認が必要です。

くるっと回ってしまうと・・・引っかかる!=曲がる!

良くありがちな表現・・・・

使用前・使用後?

左のカムの動くシャフト面と、
右のシールが触れる部分を、

清掃・研磨します。

シール接触面にスジ状痕が深く残っている場合は、シール下部にシム等を入れて、磨耗部分を避けます。
上に0,8mm程度まで、待避可能・安全圏です!・・・(経験値です・・・個別には該当しないかも?)



ローターは、長期間、水分含有したオイルに浸ってしまうと、内部リークして、不調の原因になります。
・・・が、この部品の不良は、よほど顕著な症状でもない限り判定が難しい部品です。
しかも結構気まぐれな症状になりがちな為、オイル漏れを修理したら、ポイントとセット交換が安全策です!

新品部品には、どんな作業もかないません!

このマイナスネジ・・・

痛んでいる場合が多く、一気に最近の+形状の物に換えたい!のですが、
当時は規格が現在と異なり、ピッチを切直しても締付具合が若干不安です。
新品部品か、程度の良い中古品を確保する必要があります

ガバナーウエイトのがたをスプリングの張り具合で調整して
車両に組み付けます。(張りすぎは進角特製に影響あり!)

給油は電装品用のグリスで!


遠視気味の為に近くが見えません!

この位置(グリルの間!)から隙間調整して、
ドエルアングルを設定します。

腰が!痛くなります!


廃油穴のホースを作って終了!




反省5・・・フューエルポンプ

社外品のサイズの大きな物が装着してあり、
下部のストレーナー部分よりガソリン漏れが発生しています。

燃料ホースも車両のパイプより大きい内径の物(0.5mm程)
が装着してあり、両部品共に、要交換品です。

このポンプを取り付ける際に幅が大きい為に、
各部を歪めて、ポンプステーを、広げてありました。

(前作業者の苦心作の様です!)

この形に復元するのに数時間を要し、いつもどおり?歯が浮いてきました!

この後、耐油製のある塗料を塗って板金塗装終了!



田舎工場では、このタイプのホンダ純正部品(新品部品)を転用します。
(ホースの取付方向、内径も一致、取り付けピッチも同じです。)



ホースバンドは、迷わず?最近の物を使います。写真右・右側のネジで締め付ける物や、単線の針金状の物に比べて
ホースが、締付でサイズダウンする際自己収縮して、安心〜。(どんどん締まり、緩みが出にくい!)
(純正ホースをバルク注文する際に同じ車両の物を同時の注文すると、内径がホースにぴったり!の物がきます!)

S600純正ポンプ(純正補給品も)装着の場合は問題有りませんが、
左の黄線隙間を注意する必要があります。
ボンネットを閉じてから、ポンプの上部との隙間を確認します。

この眉間のキズが目に入らぬか!
(決めセリフ・・知らない人が多い?)

燃料ポンプの頭に走るたびにコンコン打痕がつくのは・・・気持ちが良いわけがありません!





エンジン組み付け搭載は1日!試運転に2日!

・・・そしてK&K24戦まで、まだ?4週間ある!?・・・・進歩がねぇなぁ!!まったく・・・。

最後に、ブレーキオイルが滲む場所をウエスで巻いていましたが・・・

今回は、何でも・・当地で2番目においしい寿司屋の大将に貰ってきた、

“玉絞り”の手ぬぐいです!

酢メシの臭いと、大将の“勢い”が残っています!




部品の段取りが付き、作業開始から試運転まで6日足らず!旧車修理では、異例中の異例!


本来の棲家へ格納しました。


鈴鹿の秋風が待っています!


旧車の修理に関しては、時間に追い詰められると必ず挫折する!・・・事が多い田舎工場ですが・・・


こんな事も有るんだ!・・・。

NV親方Kw氏 ゼッケン54番・S800氏  この場にて、改めて 御礼申し上げます!


オーナー伝言・・・・ムチャクチャおとなしい、静かなエンジンに・・・なった!



圧縮比も、ピストン形状も、(その他部品も!)・・・・ウソはつきません!




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