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荷重の様子
写真?を参考にして下さい!
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ゲートを追加すると、当然リヤの荷重が増えて、車高が下がります。
下がるだけならOKですが、この車はスプリングが非線形型リーフスプリングで、初期レートが柔らかい!
その上に後軸後部の重量増加(ゲート取り付け)により、リヤサスが、路面の荒れで簡単に?突き上げてしまいます。
こりゃ「シーソーの端に乗っている!」状態の運転席。 ひどい上下動が発生!更に、旋回時、軽い突起で底突きすると
極端なステアリング変化が起こり、たいへん恐ろしい!(レーシングカートで、悪路を走っている?感じ!)
車高変化(荷積み量)で、「後ろブレーキの効きを補正」しているので、空荷で急制動時、後輪がすべり出します。 どっちに向くか判らない!
その昔なら、強化スプリングで対応!でも?このリーフスプリング、なかなか難物。「リーフ増し」と言って、構造変更が必要です。
その際、強度計算書を提出。 でもリーフの場合、コイルスプリングの様に強度計算書が添付されるケースは殆どありません。
リーフ交換、リーフ増し=違法改造!。判らないから?車検OK!が実情です。
荷積みの大きい車両から、リーフスプリングを転用すれば、OKですが、リーフスプリングを交換=付属部品もあわせて5〜7万円!が普通?です。
トラックの中古車が比較的高額で輸出される為、中古部品の調達も難易度大! 貧乏田舎工場の知恵と勇気?程度では、無理か?
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トヨエースのキャンピングカーでは、リーフに加えて、左記のようなエアサスを入れる事で、この問題を解決します。
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すべての要因が調整可能で、利点ばかりですが・・。
配管、コンプレッサー、エアタンク、レギュレーター、エアサス本体・・・ect。
高額な負担が・・・。
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ふと思いついたのが、樽型タイプのスプリング!BMW320(E30)で使用しているタイプ!
この写真は、日産キューブの標準車と、20mmローダウンの純正品。
BMWの物はレートが硬くて、このケースでの使用はあきらめました。
ニッサンキューブ!・・これなら・・近回り巡回?で何処にでもあるし、
取付部分の加工も小さくて簡単!そして何よりも・・安価で〜!(喜!)
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計算上は、後軸に350kg分を50mm上げて、標準車高まで上がります。
バネレート7kg/mmで可能。(バネを2本、左右につけるので、実際は、片側3,5kg/mm)
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キューブの標準車は、表示上は4,2kg/mm
非線形ばねなので、初期のレートが甘い!・・・OK?
キューブ、マイスタイル?に決定!
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突き上げ時の、ステアリング特性の急変も無くなり、車高も25mm高い程度で収まる!
たる型バネのおかげで、乗り心地良好。リヤブレーキ特性も改善され、急制動時、後部が滑り出す事も解消!
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が、神様は・・・まだ許しちゃ〜くれない! (何の神?)
前述のオーバーハング修正の後部切取時に、延長部分と、補強ステー等が不要になり、約50kg程度軽くなり、ゲート荷重位置自体も110mm前に移動!
リヤゲート最高部持ち上がり、4ナンバー枠を超えてしまう!
キューブ純正の20mmローダウンスプリング設定があったので、いそいそと?交換。全高はOK!
が、一般的に、車高が低くなると同じバネレートではフワフワ。これを補う為メーカー設定ローダウン車は、かなり硬い!
装着した感じだと、1kg/mm程度は硬い感じ!線形も太い! さすが純正品。(納得している場合か?)
積載時はOK。でも硬すぎて空荷ではフレームのよじれと共振=蛇行! トラックのサスも一筋縄じゃ、いかねぇ! (メーカー、なめんじゃねぇ!)
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最終案! 現行マーチのリアスプリング。
樽型で、レートもキューブより柔らかい!(約1kg/mm程度)
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マーチは、バネの自由長が殆どキューブと同じ為、(同型シャーシの共用=C.ゴーンCEOマジック!)
各所、調査の結果、マーチの社外品20mmローダウンスプリングで、「乗り味保障」(硬くならないと言う意味です。)を発見!
Yahooオークションで、中古品落札!前後合わせて¥3000ー
少し剥げている黄色スプリングが旧いトラックになぜか似合っている!(自己満足?) 車高も改造前と殆ど同じ!
こういう追加のスプリングが合法か?と言う点は、まったく問題ありません。
キャンピングカーのエアサス追加と同じく、元々の形式を残し、車両重量等が各法規の規定範囲内なら、
スプリング追加による構造変更は、陸運局の検査官の目視にゆだねられています。(元来のの強度は保たれている!って判断です。)
溶接部分や、形状が明らかに危険、あるいは、別の決まり事に触れる場合を除き、
これなら良いでしょう!と主観的に?判断されればOK!なんです。 当然ですが、一度持ち込んで確認 していただきました!
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