田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!





正直な・・・感想?
 
CBR1000RR
レース中の転倒による、フレームダメージの点検、レギュレーター取付ブラケット欠損修理に、
旬のオートバイ CBR1000RR が入庫。

作業自体は、比較的難易度は低く、
フレーム修正機に拠る計測と、欠損部のアルミ溶接のみでした。


フレーム修正・・と言えば・・・最近のオートバイ雑誌で、0,1mm精度の修正!・・・なんて広告アリ。
当方の修正基準では、とてもそんなに高精度な数値は望めません。

最新修正機材と縁がありませんが、実際、どうなんでしょう?もう20年近く使っています。

当工場と同じで、オイラ達の精度感覚こそ、時代遅れ!・・・かも知れません?

この映像は別な車両のフレーム修正作業。 このフレーム修正機、
バブル以前で、しかも開業して間もなく、採算を深く考えず?

アルミ溶接機等の機材合算で当時の年間売り上げの数十パーセント!の価格。

「必殺命がけローン」で購入。・・・そんな時代背景と思考でした!

アライメントの数値に問題はなく、

修正機から降ろして、溶接作業開始。

簡単な冶具で位置決め後、火避け?を着けて溶接開始!

小さい部分のアルミ溶接は、結構面倒です。破損の部品が小さい為、
本体の溶ける温度と、小部品の溶ける温度が違う為、

普通は、「肉盛り溶接」後、整形しますがこの場合、冶具が装着可能で、
破片の溶接温度を待避するので、直接溶接可能です。

仕事を終え、まじまじ?と・・・


車両を見つめ?ます。

ンパクトな車体、他各部品は、長年の蓄積データーのかたまり!

ホンダパワーを象徴する、扱いやすいのに圧倒的な出力。そして電子制御・・・・。

CBR1000RRは、ステアリングダンパーが電子制御化されていて、
しかも、このレース仕様はダンパーレートや、エキスポネンシャル(過程変化量)がパソコンと繋いで、設定可能らしいです。


我々の世代のオートバイと比較すると、従順な操縦性と、圧倒的な POWER!各種電子機器のセッティングで、ライダーの要求感覚により近づく!


正直な感想。・・・最先端、頂点への憧れ はあります!・・・が

・・・遠い存在・・・になっていく感じがします。 (オッサンライダーの遠い遠い、悲しい? ボヤキ?)



トップへ
戻る
直前のページへ