田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!





04’の筑波、70mmピストン導入で、想定以上のパワーアップを体感。半面、
高回転域で、メインジェットの薄いセッティングを要求される傾向が発生。

私だけの意見かも知れませんが、オートバイでのキャブ口径選択の経験より、


「高回転で空燃比を かなり薄く しないと、回らない。」
「思ったより、高回転域にパンチがない。」
「ピーク回転域で、だらだらと回転が上がっていく感じ。」
CVキャブの復権・イクゼ! CVーR


・・・の場合、”キャブ口径が小さい ケース” (勝手な思い込み?)と認識していました。

お気に入りの SOLEX36
ですがインナーベンチュリーの絞りが激しく、
全開時の通過面積はかなり狭くなります。

この構造も含めて「セッティングの寛容さ」
・・・が、いいのですが・・・・。
対して、CVキャブは、可変口径の為、全開面積は、
約、3割程度大きい!

スロットルの過渡特性も良い!
つながりがいい!から全開面積も大きく採れる!

・・・と理論的には、「いいことだらけ」なんですが・・。



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左がS600のCVキャブ。右はS系のCRキャブ。
どちらもピストンが上がりきった時、ずん胴。
N360(NV)のシングルCVもピストン下部がアーチ状で、
・・・同じくずん胴。(スムーズボア・・とか言うらしい。)
思慮の足りない私の頭脳でも、排気量とのマッチがうまくいけば

ずん胴が良いのは明白!

左がEAエンジンのCVツイン。
ピストン最上部で、少し残る!・・・設定。(N360のツインキャブも同じ。)

ツインでずん胴だと、全開域の霧化性能 に問題があるから?・・・不明。

アーチ状に切削加工!・・・でも、ジェットニードルが関係する部分に着手して、成功した事例は、皆無!

保守的判断で、これは見なかった事に・・・。

ひょっとして、ニードル両脇のピストン溝分を補正する為(通過断面積を広げない為?)に下げている?・・難問です。

CVを避けている理由は、このあたり↓・・・当方の頭脳では・・・難しいのです!


オイラにゃ、EAエンジンのCVキャブをセットする上で最初の問題点は、

このジェットホルダー周りの構造。  ジェットが無いのです。!・・・ハイ。
レース用1300クーペをメンテナンスしている親方から精密なドリルで、穴開けして番手を揃えているってご教授。
でも多数のジェットを同じ気持ちで、同じ精度で、取り組むのは、
私の精神力と技量には・・・大きな負担? です。(正直、耐られない↓)

 以下、田舎工場的結論。
 ホンダ純正のジェットを使える様にホルダーを追加しました。
 オートバイ用に社外品ジェットも豊富だし、入手も容易。

  中央の「スロージェット部分のフタ」をする為に 
真鍮か、ステンレス製のイモネジを 
探索すれば、この部分は完成。の予定・・・。 

ホルダーのメネジ加工にキワドイ感じ!・・・出ている? 保守的になったぁ?と痛感。(加工する技量が無いだけ??)

次に取り組んだのが、この部分。
左は純正のエアークリナーホルダーを、淵を削った物。

左下が、今回作製したフランジ。
15mm厚板より削り出し。

ガソリン通路の45度角の穴がきわどい?加工です。

FCRスモールボデー用のファンネル

の取付けにも、若干、各所に難問アリ(大汗)

燃料通路穴は、1/8PT28で、加工しました。

ホームセンターや、日曜大工センター
で、真ちゅう製のニップルや栓が容易に入手可能です。
まず全国的に考えても、「このフランジが必要!なんて方」 は、稀少と思いますが、
材料が大きかった?ので、余分があります。ご連絡戴ければ、対応させて戴きます。

連絡先



当初は、純正フランジに平面が無く、材質と厚さから溶接の条件が厳しいので、ファンネルが、取り付け難い・・という単純な発想から作製。

この部品・・今後、どういう展開に?なるモンやら・・!?






8月某日・・・

Love Step の“ sense ” のIDで有名な某氏とのお話の中で、
CVキャブの後期は、チャンバーピストン下部を 楕円に加工してあるヨ!なんてご指導いただき、うれしい反面、
「待てよ・・・今までの加工が 振り出しへ戻る! 」と言う現実に直面!否・・・直撃!
この 736C の打刻が

直撃?

この736Cのタイプのキャブは、思込みかも?しれませんが、「アイドリング不安定、回転落ち悪い、スローからの加速が息つく!」
なんてイメージが有り、・・・倉庫の端に追いやって、山積み!(イメージだけでなく、決定的解決策がなかった事も嫌悪感の大要因。)

職業柄、 天敵! といえる存在。

本来この CVキャブの復権! なんて
エキセントリック?な考えを持ったのは、

ケイヒンのFCRキャブの存在が隠せません。
筑波でのFCR+EAエンジンの組み合わせは、現状で全開時のパワー差は、圧倒的です。
(ダンロップ前のような状況で「立ち上がりに問題がある」以外のアドバンテージはまったく無し!)

過去に、S800の加速ポンプ付きCVキャブの息つきに何度も、何度も、悩まされ、
結局、ディスビにバキュームアドバンサーを装着して、ごまかした!・・悪夢経験アリ。

が・・・数十年来、嫌っていた、キャブを、FCR対抗策として採用?・・・復権ではなく、再挑戦!?
(言動が、やや及び腰? 撃沈される様な嫌な雰囲気を感じない訳では?ありません。)

 山積みの中から選び出したキャブが、元々kitakae Z に着いていた物・・・だった事も今後を 不気味に暗示〜!

黙ってFCRを買え!・・・神の声 も聞こえない訳じゃ、ありません!
ピストン下降時の写真。

(右が 736C です。)


ピストン形状変更に合わせて加速ポンプのノズル位置の変更あり。更に各部をよく見ると、「細かい変更の積み重ね」あり!

削らなくってヨカッタ!なんて比較的のんきに?05’SpecR CVキャブレター 発進!





よせばいいのに・・ X X タイプファンネル へ挑戦!
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