田舎修理工場都会へ 筑波参戦!






バスクーラー 失敗



この映像。 妙?な興味、妙〜な、感傷を?持つ人々、
トヨタS800、UP系パブリカ、レアーなところで、ミニエースな?オーナー達。

トヨタ コースター の、クーラーコンプレサー を駆動するエンジン = パブリカの空冷水平対向2Uエンジン.

田舎修理工場を開業する前(もう35年以上前・・・涙) 解体屋さんでアルバイト。

 「コースターのバスクーラーエンジン。在ったら、お願いします。」



「 どう?するんだ〜こんなモン・・・・。」って、当地の解体屋の親方衆〜。   「どう使用。同仕様。どう?しよう?」(大汗)

時系列的に、コノ辺りで? TOYOTAサービス あるいは、DENSOサービス に居た方は、知ってる。ある事実。

このバスクーラーエンジンの最後期型と、ミニエースの最後期型は、無鉛ガソリンが使える。だけじゃなく・・・
エンジンのクラッチをカップリングに使用、ダイヤフラムタイプのクラッチカバーを含むクラッチセットも、抽出可能。
セルを含む、その他、電装品等も有用・・・でした。

当時は有鉛ガソリンの廃止が決定し、無鉛化対策 「バルブシート交換」が流行ってた時期です。


と・・・言っていたら、1年程で4台・・・集まって・・・しまった。










なんで、S600のページに?・・・


たまたま、TOYOTA車の整備に関わっていたオイラ。 当時、この「バス本体」のエンジンは、5R(ガソリン・2000cc) 、B、2B(ディーゼル)

排気量、出力の割には、車体は巨体。 半面、バスだから、クーラーは必須装備。 

軽量で全高が低い、低燃費、しかも、実績ある自社製エンジン。 ミニバス、コースターに、「2Uエンジン」 搭載の流れは必然?
(昨今は、バスでも、燃費 + コンパクト化 の面で、車両のエンジンによる直接駆動が主流です。)



時計の様に精密・・・と言われた、S600のエンジン。
裏を返せば、トラックやバンの様に、ドタバタ使う、実用エンジンとしては、疑問符のカタマリ。
Racing Engine の派生で、実用エンジンの競技車化とは一線を画する造作。

シンプルさ、物理的タフネス、しぶとく生き残る為の整備性。  すべて、アウト。

特に、クランク最前ベアリング 〜 プーリー間 。

異様〜に 長く、ここへ 

純正オルタネーター と コンプレッサー を駆動する



・・・気分には?なりません。


昭和54年頃、クランクシャフトOH。 2度目の再圧入にも・・・拒絶感・・・アリアリ。
この経緯からも、もう次回の分解〜は・・・ない!


軽四、660ccの現在でも、真夏のコンプレッサーON!でどれくらい出力をとられるか?

普通の状態のS600、所有経験者の方々は、意外なほど低速環境でフレキシブルな特性を有する事は既成事実。

・・・ではアリマスが、エアコンの動力ロスの実態は、オイラにとって、S600の「存在意義」を脅かす事象。


涼しくても・・・・

走って、面白くない S600 ・・・ そりゃ、いくらナンでも、耐えられない。






旧車とクーラーの関係は、結構深刻・・・?

真夏のイベントや、走行会に、参加・不参加を決める要因でもあるし、
純正装着車でも、当時のクーラー性能では、オバーヒートや、駆動力の損失等、かなりな問題。


旧車のエアコン(クーラー)には、もう一つ、重大な機能?(効能??)があるって、昨今、発見。


それは・・・・家族。


暑い時期、早朝、こっそり出ていく、旧車おやじ達。 涼しくなって、隠れるように帰宅する姿も・・・。

エンジンやブレーキの維持のため、出ていく、10回のうち、たとえ、近隣でも、年に1回でも、家族連れで・・・・


コレは・・・安全保障 と 治安維持上、必須な・・・ファクター。 玉砕回避の重大作戦。


その際、クーラーの存在は、旧車おやじ に、重要、且つ必須な専守防衛・装備。・・・(笑)




動態映像  https://www.youtube.com/watch?v=j8f7nMtBXho




実は、この作戦、大きな失策。 見当違いも甚だしい・・・結果。(内包した?足し算に?きわどい問題発生〜!)
3年かかって、作成。 最後に大きな勘違いに気づき、落胆。 3年放置。つい最近、気持ちを取り直し、再挑戦。

しかし ・・・ 何を失敗しても、オイラにゃ強〜力な、「言い訳の親方」が存在。


「 成功は 99%の失敗 に 支えられた 1パーセント だ !」


人生、この 「お言葉」 だけじゃ、残された時間的に?到底、耐えられない現実〜も!迫ります。






AF55 ホンダ クレアスクーピー (キャブ車)  <水冷>エンジン。



当初?

後部装備をユニット化し、
50kg以内で、スペアタイヤハウス内に収める!

その強い意志、後々、仇と?なっていきます。


機能を優先する事。 

そりゃ、「妥協」とは、若干意味が違う
「融通」って、大切な?お言葉でした。


田舎のオッサンのダサイ、失敗談。

「おりゃ〜成功!」・・・じゃなく、
「お涙頂戴・失敗だぁ〜」好き?な方々。 



しばらく?お付き合い願います。

多分・・・かなり、長文&グダグダかも・・・?


 夜路志苦〜
















クレージュ タクト ?

関係〜無ぇ〜だろ。 てな、
ツッコミ (関西人のみ理解可能?) 画像じゃ、アリマセン。

まだ、昭和の頃、広島のオークション会場に止めてあった
ある業者さんの2輪搬送用キャリートラック。(まだ、550cc)

横向きで、荷台最前列に、

ホイールの無い、クレージュタクト(ブルー)が・・・固定?してありました。



何気なく横を通り過ぎると、リヤホイールの代わりに、クランクプーリー装着
なんと、クーラーのコンプレッサーを駆動。 低圧高圧のホースが室内に向かっています。

当時、軽トラのクーラー装着率は、かなり低く、装着車でも、コンプレッサー駆動時の運転性は最悪。
夏場の停滞時は、過負荷になり、オーバーヒート、エンスト、も多発。  てな? 時代。

タクト AF09 コレで、出力的には、クリア出来るんだ!・・・ある意味、新鮮なオドロキでした。

知識的に、1600〜2000cc なら、4〜5%、3〜4馬力 か。 てな、漠然とした事前知識は持っていました。

タクト AF09 後期型なら、2サイクル 強制空冷 5、4馬力/6500rpm  な?スペックです。






今回、原動機の選択に、迷いはありません。でした。

2サイクルは煙い。ウルサイ。 → 4サイクル



空冷じゃ、冷却に問題        →  水冷車



サイズの問題       →  原付



AF55 クレアスクーピー のエンジン。(AF56 58 も、ほぼ同じ。)



ウオーターポンプは、カムシャフト駆動、磁石によるカップリング

希土類の高性能磁石、発電機 兼用 セルモーター
(N360で言うところの、セルダイ)


電磁式燃料ポンプ(多分世界最小?) によるガソリン送油。

融通の利く、キャブ車。



駆動ベルト周りを分離可能で、<発動機>としても使えるメリットも・・・アリマス。



何より、このエンジンきっちり組むと、多分・・・ 原付史上、最も静かなエンジン。


このころホンダは、2輪車・排気ガス規制に対応するため4サイクル化。
ユニット化を目指し 4車種、同じエンジン、スクーピーとDioは、同様なアルミキャスティングフレームで展開。

材料 機構、機能性において、あまりに先進的ゆえに、抱えた問題も・・・多数。

先発4サイクル=ジョルノ・クレア(AF54)の問題点を克服し量販された、期待の星。・・・・でした。
( 昨今のESPシリーズの始祖。 PCXハイブリッドは、走行中、この機構のセルを回してアシスト = インサイトのIMA )


爺々となった、田舎の修理屋さんは、感傷的に?・・・ 

エンジン構造や・・・この?流れ、どこか、S600、 AK250(改)の命運に、入れ込む感覚? 重ね合わす気持ち?・・・が存在。





しかし、ソレが、なぜ? 最終的に?こんな、エキセントリックな、景観に?至るか?・・・謎。

後ろ、斜め下から目線は・・・とても?一般的・・・じゃ〜ない。 (笑)


 でも、普通に止めてりゃ〜車高も低く、ほとんど〜見えないデス。

各務ヶ原のイベントへ、一度、参加しました。後部エンジンを始動していても、( 室内で2人、弁当、食べてた〜 )

キャブやエンジンの整備状態が一般的なS600は、停車状態は至って静粛〜てな、事実。
だから、逆に?勘違いし、バスクーラー、アイドリング状態、気付く人は、居ませんでした。











膨らむイメージに?潰される・・・って事、よく?アリマス??







普通は、現実に直面。 多くの場合、挫折↓・・・。

でも、そう?でないコトって、一生のうち、極めて稀にある・・・ ”事件” でも?アリマス。




配置


いろんな要素(部品)を集め、ユニット構成を検討。 妙な 「HONDA純正」 信仰があるコトは否定〜デキマセン。

でも・・・ソコは実際に動く機械。 機能・能力・全体のカサ・・・冷たい現実は ”信仰” をアッサリ〜粉砕。


S6のファン、プーリー、ライフ(JB1)のコンプレッサー、Ect・・・どんどん夢は?砕かれ、現実に寄り添う、運命〜。


こういうコトって、(一般には・・・小汗)

「切った後から」後悔する?宿命。

「目標を間違ってる?感覚」も充満。


でも、切ってしまえば、一気に

退路は断たれる運命。



予備のボデーも在るし、撤退は許さない!・・・まだ?この頃は、全て気合。



現実は、当然、冷たい。



感傷や勢いは、全く受け付けない魔人。



うまくいって・・・(汗)

「 ギリギリ な トコロ 」に、収まる運命。







作業者の意識の中には、

退路、余裕〜なんて、


実は、カケラもアリマセン。




でも、ホントに、小さいんです。

何しろ、このスペース、

13インチのスペアタイヤ


小さくてカワユイ感覚 と 愛着。
( 人生に於いても・・・落涙 



ソレは、確実に感違い、事件。









エバポレーター 選択 配置



当初はローバーミニの室内機を搭載する…つもりでした。
カサが大きく、何処にも、うまく収まるスペースを発見できません。



特に左フェンダー後部のこの位置に埋め込む案は

かなり深刻に検討しました。

必要以上のボデーの切開きが怖くて・・・廃案


唯一、ヒーターを無くせば、 軽四の、エバポレーター + ヒーター 一体型のタイプを
採用出来そうです。 内外気の切替口も、ちょうど左の具合の良い位置に存在。


しかしながら、エアコンタイプの選択は、ソノ後に待ち受ける難関の増大と・・・残りの人生が足りない ので、(汗)
( ヤルなら・・・オートエアコン!・・・とか、陥りがちな?性格〜も考慮。 )



半面、年寄りだから ” シンプル いず べすと〜 ” 結構〜身に染みてる現実も?

本来の目的達成を目指す〜(涙) 一般的な吊り下げクーラー(サンデンのジムニー用)を採用。


イワユル 2000GTタイプ も検討。
配管、配置、その他構成・・・。
幌やディフレクターの格納にも邪魔にならないし〜。
最も、理にかなった位置・・・。

しかし

オッサンだから,、肩が冷えるって廃案


後に、この位置にすりゃ・・・ひどく・・・後悔。




吊り下げタイプを普通の位置に装着・・・案。

この初期型ヒーターの配管(黄色・丸)。


吊り下げタイプに、でっぱり は、かなり邪魔な存在。




ヒーターの無いS600 は、さすがの「晴れの国」でも、「気分よく走行できる季節」の殆どを失う!リスクがあります。


好ましい?配置想定・・・。

赤色の位置に配管を移動する為に、
取り付けステーを

そのように?・・・すれば・・・

約40mm程度は稼げる、算段。



甘い?

考え過ぎると〜

 鬱 状態 になってしまうので、(小汗)

一気に、ステー位置変更。

真鍮材で指輪?を作成。
配管を都合の良い位置で、
切ってしまいます。(ドキドキ〜)
切断面側に半田メッキ(汗)を・・・。
” 幻の多角形コーナリング ”

を・・・決めます!



このヒーター、昭和54年に車両購入した時から(汗)、Lo回転で何処かに当たってる音?(ブラシ音じゃ無くて)・・・が在りました。
この機会に (最後の??) 修復作業・・・です。


オイラ達の知っている ” 昭和の モーター ”


って、表情。 (感傷的・涙〜)

スラストの管理はOK〜でした。

二十歳前半の頃、音が気になり
(ハズレでしたが)ブラシ交換した記憶が蘇ります。
残量も表面も まだ、ダイジョウV〜。

シャフトのブレーキ機構も、健全。

軸方向のガタつき で発生している音じゃ

・・・アリマセン。
ファンセンターのテーパー勘合の角度が緩く
構造上、ファン自体、かなり〜下がっています。


ファン自体もアルミ。

ウン十年、噛み合ってたら、在りうる??


Lo だけ!・・・っていうのは、
きつく回ると、浮き上がるから?
あっさり諦め

最低限・・・切削。
エンジンで使う P/Kを、厚さ選択し、
円周方向・各部へ押し込み、接着。
タンク;部には、スポンジ貼り付け。

単体で回した際、ビビりが止まり〜

音質・・・良好〜。
コレは・・・。オイラが40年前に作った、モノ。
ヒーターケースと分配ユニットをつなぐジョイント。
グラスファイバー製。(純正は薄〜いゴム)

何処か、こっ恥ずかしいので、再製しようか?

と思いましたが、


このままで、あと・・・しばらく・・・。




爬虫類が丸まったような、コア。 間違いなく生物が作った形状の、ファン。




そして、昭和のクルマな?象徴。 黒〜い 網。  オイラ達の想う?ホッとする、優しい〜カタチです。





もうすぐ元号が・・・。 昭和生まれの感覚で、オイラ達  「明治時代の人」 ・・・になる瞬間、目前。(悲〜)


バスクーラー Option

ヒーターユニット完成。








室内機搭載位置の諸問題
600オーナーの方は、この位置の
ボンネットオープナーのノブ の存在は!

既成事実。


コレを使用可能に、更に、「クーラーの上下位置」と、助手席の「足のスペース」の兼ね合いを探る・・・。難題〜デシタ。

切る。貼る。

かなり悩みましたが、実行。

これで、室内機;は左寄に・・・。


オッサン 爺々〜 らしい〜


外観 と 収まり。


妙〜に納得。



ほぼ、すべての部品配置が決定。
リフト上でぽっかり口を開けたS600。

シゴト中でもボ〜っと、浮かぶ?コノ絵ずら。

徐々に、プレッシャ〜に?なってきます。

また途中ヤメかヨ・・・?

早くおいで〜(恐)・・・・・。

と?呼んでいます。(笑)








配管


余談。   そういえば、” 配管工の悪夢 ” てな、オートバイ・・・あり。

ビンセント・ブラックシャドウ ・・って正式名称?

鉄の塊に、あまりにも映像的、詩的な名称。


悪夢って呼ぶより、

世界で一番、意思ある華麗な鉄管美。


対して、イギリス陸軍 ローレンス少尉

愛称  アラビアのローレンス



彼の愛車は ブラフ シューペリア

コレは詩的って言うより、機能美の塊。
taisite 


「砂漠のロンメル」と言われ、砂漠では空冷・・・の名言を残す勢いを感じる将軍と異なり、
特殊任務。 愛憎交える少尉の行動と実績は、評価も二分した人物だったらしい。

アラブ独立 と 英国の国益 絶対的に、相いれない命令に行動した人物。

暗躍っていうより、確かに…行動だった点が特異。

映画やドラマじゃ、まるで、英雄扱い・・・だけれど、
ロンメル将軍も、ローレンス少尉も、組織命令下の軍人って名称の私人。

世間都合で作り上げた群像とは、何処か異なる人間味、エピソードに散在。


生涯独身。 ブラフ シューペリア乗車中、自転車の少年を避け、事故死。

軍人になる前は考古学青年(インディージョーンズ!)だったらしい。 イメージは? まさに、英国軍人。


それぞれ、私人って面じゃ、軍人は、死生稼業の詩人。 どこか?悲しい。普通に生きられない宿命。







田舎修理工場の本題。 ビンセント、ブラフ、BSA、トライアンフ・・・・
英車の持つ、鉄パイプの曲がり方や構成。多分、造ってた方々、決して悪夢とは?感じてないと想う。

稼業って命令の下、稼業だからこそのワクワク感と、達成感。 あったと想う。

で?無きゃ、あの造形に達するワケ・・・無ぇ。









ゴソゴソ、造るにゃ〜、イイ〜時代に?なった。


MR2(SW20)、アクティーバン(HA6)、その他。



これだけ集めても、どちらかと言うと

送料が・・・高価な感じ。 (涙)



Yahoo Ac 万歳!


アルミ配管工の悪夢 は、その接合。 薄〜い ヤワな、パイプ。 アルミ溶接(TIG)じゃ、溶接欠陥の確率が高い。


R12のエバポにR134aのエキパン・・・ect


無理筋な造作〜だから
溶接の難易度は、勝手に?上がる〜


宿命。
134a 配管も、Oリングを押し付けるタイプから
Oリングが浮動したタイプに移行。

ガス漏れのトラブルは激減。
このコレットの構造の成せるワザ。

コレ、使いたい! 欲望 を満たすには・・・。


アルミ・ろう付け・・・ナントカ・・・克服しなきゃ。

職業柄、ラジエーター屋さん(高齢化と安価な輸入品・・・で、絶滅危惧職)の、トーチによるアルミろう付け 何度も見ました。
自分でやっても、厚さの差が大きければ大きいほど、あまりにも ・・・ 一発勝負。


ろう付けは、アルミ本体の溶ける温度の300度程、低い温度で溶けるから、目的としては最高の選択。

熱源にインダクターを使う方式、(スナップONなどで販売)もアリ。
でも?これも通電時間や電流値の融通にオイラの目的を達するにゃ〜

かなりの、修行(・・・と機材)を要するのは、明白。

しかし、アセチレンや高温のガスバーナーを使う技量習得には・・・人生が足りない(笑)


田舎オヤジの結論。 強度を、永年〜慣れた、アルゴン・TIG溶接で構成。
漏洩をロウ付けに担当・・・ってな?・・・あいまいな、ハイブリット作業で・・・逃げ?ました。

人間、数、打ちゃ、ナンとか!てな?事もあり、
ある程度の面接合で隙間の少ない、低・高圧パイプのコレット接合等なら、
ロウだけでクリアできる、様に?・・・なります〜。

アルゴンガスのシールド(無酸素)とパルス電流の利用は・・・意外な効用が・・・。

オイラの年齢で何の役に達つワケじゃ、アリマセンけれど。

後に、(結構〜きわどいシゴト) インタークーラー、
入手できないエバポ、コンデンサーの

修復作業に使えた事。


不幸中の?幸い・・・です。 (含笑)



  かくして? 田舎・アルミ配管工のシゴトは・・・続きます。








仮想空間? 夢想空間? 無双空間。


このあたりから?

車両を行ったり来たりする行為が?

だんだん?



苦痛になってきます。


本業はあるし、リフトへ移動したり、そうでなくても低い車高。
枠やステーの位置関係を掴む作業姿勢・・・こたえて・・・きました。


魔女の一撃 = 腰痛・・・です。

タイヤハウスの地形(笑)を、しっかり?コピー。



立った姿勢で動力回りを構成できる?  スタンド = 仮想空間  を作成。

ちょうど、NZR ・仙人のお誘いがあり、お台場のNYM参加が決定。
急遽、” 化粧 ” を? ほどこし?・・・ました。

都会のイベントだから〜。


田舎のオッサン

渾身のやっつけシゴト。


くりぬいた穴は看板に!


しかし当然って言えば当然で、必然。色付きのべニア板に乗ったスクーターエンジンと金属のゴタゴタ。

コレが何かって事実よりも、何?って問う人もアリマセン。


当然って言えば、当然。(笑)





嗚呼〜無双空間也 (笑X2)   飛んで飛んで飛んで〜回って回って〜回るぅ〜〜♪

多分、日本中で・・・このページ見てる数人だけ〜(笑)  ・・・だと思う〜(小声)


一人の?某・雑誌編集者 (偏執者〜?)  を 除き。


読む人、極めて少ないと思います〜ヨ。と、(更に小声で)指摘は?しました。








配線と電装系




回路の複雑なエアコンではなく、昔々からのクーラー 

・・・ですが、駆動エンジン=スクーター ならではの?


チョッとした?工夫が必要。


コンプレッサーON の回転数が非常識に高回転。

ONした際の回転数の落込みが激しい事。
(エンジンの力不足)

コイルの1次信号は、CDI波形で
回転数信号として使えない事。


コノ事情で、一般的信号を諦め、ピックアップコイル波形を採用。

クーラーのこういう制御ユニットを、アンプスタビライザーユニット(トヨタ呼称)と呼ばれます。

元々、コンタクトポイントの時代のモノ。そんなに感度の高いものはありません。

( ローバーミニのクーラーに、サンデンのモノが根強く残ってますが、現在¥は・・・びっくりポン!です。 )

スクーターエンジン、4サイクル単気筒ながら、一回転に一回出力する為、ハナシをさらに複雑化。

コンプレッサーON時の落込みが激しく、尋常なユニットでは?カバーできる制御じゃアリマセン。

あっさり諦め、

入力パルスや回転数
ON〜OFFのヒステリシス、

全て、後から調整可能な市販品を投入。


コレが結局〜安価で速い!

再・学習しました。



工場内のアルミの踏み板が残ってる為、田舎修理工場では、コレを多用する・・・傾向がアリマス(冷汗)





水温センサーの設置を巡り(大きさ)、メーターの機種をイロイロ悩みましたが、最終案は以下のヤツ。



赤いプッシュボタン・・・警笛。 バスクラー起動の際、エンジン付近の動物(人間も)を、威嚇します

配線自体、元々スクーター配線。 設置されてるもの、流用しました。

更に、水温計は、本来の・・・御本家・バスクーラーの象徴的機能。(笑)




エバポレーターの装着で、外気導入のフタ?が使えなくなります。
走行時の換気(こもる排ガス〜)の為 S600 オーナーは、この機能は絶対必要です。

少し強引ですが、機能を残す事にしました。


当初、レバー先端をヒーターレバーの樹脂を使いました・・・。



つるっと?丸い・・・神社仏閣〜形式のノブに改宗?しました。




何十年も、共にに過ごした
純正スピーカー。

クーラー装着にあたり・・・


入れ物を変更 (N360の箱)



運転席足元、上部に、引っ越し・・・ました。

オープンカーには、他人の視線を攪乱する? 音楽って防具 は必需品です。








ガソリンタンク


錆処理


昭和54年頃、入手したS600.その時点で14年落ちの中古車。
停車期間も普通のクルマとは、ケタ違いに長〜い可能性〜アリアリ。

購入時、なぜかストレーナー手前に
白っぽい樹脂片が少量残る事、気付いていました。

旧車の宿命。タンクの錆を
誰かが、昔々、処理したみたい。

ストレナーを装着しても
さすがに昨今、キャブのオーバーフローが

多発している現状。


この機に?及んで?放置できません。


処理は、普通〜な、発錆のケースは(稼業=鼻歌交じりで・・・汗) システマチックにOK〜。

システム与作 発進!



与作〜♪ 与ぉ〜作〜♪♪

もう日が暮れる〜♪


ですが・・・こういう樹脂コーテング処理後の発錆は、難モノ。

ガソリンタンクで、剥げない塗料を、きっちり剥が無きゃ、次の処理に進めません。
もちろん、床鉄板の厚さも十分考慮。 最悪の事態=穴あき・・・に至ります。


2輪車業界の先輩諸氏、ネジ入れて振り回せ!・・・と、遠〜い昔、の発言を思い出し・・・。

何しろ機械でグルグル〜数時間

やっぱり 強力。


ここで気付いた事。ネジやワッシャーは、隔壁や、絞りのスキマに引っ掛かっり、取出す作業は超〜難儀。

仮に残ってしまえば、本末転倒。

試行錯誤の結果、若干小さめなM5ナット。

後に、これが、・・・

再々度、取り出す際に有効〜

って・・・最終結論に(汗)たどり着きました。

角や塗料密着の良い場所は
何度やっても除去できません。



そこで・・・。


塗膜剥離、伝家の宝刀


ネオリバー!の・・・

いっちゃん〜強力な真打!登場。



更に、残存塗膜の攻撃性を上げる為、
サンドブラストの、一番粗いヤツ混入。


動作自体単純?だから?

一切、迷いは無い。

数時間クルクル〜。


クドイ〜残り方の給油口付近も

あっさり解決。

ネオリバーの酸が薄い赤錆を
呼びますが、当初の目的、

エポキシ樹脂 の除去は



イイ線〜行きました〜。(安堵) 実際。


もう一回、リン酸系処理液で

やっつけりゃ 真っ白。


完成です。


タンクの錆取りは、処理後、そのまま使えば、比較的簡単。(タンク上面や口金の多少の残存も無視できます。)

リン酸系の場合、被膜も残り、田舎修理工場はソレを、お勧めします。


でも、「再コーティングが是非必要」〜な、場合、下地としての要求は、キビシイものがあります。


グロい感じの廃液。

ネオリバーも水溶性、このまま天日に晒せば、塩酸分が抜け

数日で、ペラペラ?乾燥し、廃棄可能です。


システム 与作 


鼻歌交じりで、共に働く・・・?

今や?オイラのカケガイのない同僚(笑)


保温の為、タオルをかけ、内部をヒートガンで、執拗に〜強制乾燥。残存水分除去に必須。


田舎修理工場では
  


この工程、


徹 力石 ・・・


って呼びます。(懐・笑)


力石工程では、残った水分の乾燥時、若干、黒っぽい錆が隅っこに発生。

そこは?田舎修理工場レベル。 無視します。




再コーティングも終了。作業は、タンク付近、諸々な作業に・・・。










「スペアタイヤの装着」を前提に、


バスクーラーカバーの・・・木型を作成。

構造的補強を兼ねて、凸凹を設定。
これが、になり、最終的離型に失敗。

   ”木型” って、方法論を

あっさり、(苦し紛れに↓)捨てました〜。

厚手の段ボールを切り込み、重ねて、雌型を作成。

何が良いか?(楽?)というと、

あっという間に、手直しが、可能な点です。

木型を再々度、作成するコトは

徐々に完成度は上がり、ドキドキではアリマス・・・。
けれど、信念と、根性と、時間的余裕、が・・・必須です。

全て、大きく欠損している、田舎修理工場では


選択肢がアリマセン。コレ以外の策は、思考が枯渇しました。

スペアタイヤハウスの底がない(汗)ので、
走行中の浸水を防ぐ、セパレーターを作成。
コレも、段ボール三次元構成で、雌型を・・・・

両者ともに、離型と塗面を考慮し、ガムテープを
べたべた張った後で、FRP積層します。


現物合わせ = 手抜きの ”権化”(悲〜)



S600の場合、ちょうど、タンク下部。

尚更慎重に〜防水面に、考慮しました〜。


完成時、テープの段差は出ます。・・・が、離型と、シリコン成分残存率では、この施工方法は

<田舎修理工場>には、現実的対応として? パーフェクト・・・でした。


「バカ者どもの夢の跡」
・・・って言います(違う?)けれど、

剥がし、残された、遺物・・・・
気持的には哀愁、アリマス。

だけど・・・

まとめて、可燃ごみ に・・・出します。


タンクを数年ぶりに搭載。

やっと・・・感?に溢れます。


バスクーラーエンジン用の燃料を
フューエルゲージから取出しました。

吸入口を、7リッター程度残存時・カット
・・・の深さに設定。

クーラー使用時のガス欠〜に備えます。


50kmくらい走れるだろ。最低でも・・・な?ノリ。


タンク錆処理、FRP加工、他の取り回し・・・
思ったより、最終処理って面倒ですが、

ここまで来た!って気持ちが


後押し・・・します。













事前のコノ映像では、純正スペアが格納。でも?
運転席後部のバルクヘッドセパレーター装着後、

タイヤ前部が当たり、(涙)スペアタイヤ、収まりません。

タイヤサイズを、

135/80−R13に、強制変更し、収めました。


個人的経験則って言うより、業務として、稼業として、そういう状況に何度か出くわしているから。
状況によっては、旧車にとって、スペアタイヤの有無は、

生死の問題かも?・・・って意識がオイラにはアリマス。



なしくずし的に? OK〜





もう、あと、少し・・・











































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