病院や診療所のすべての医用室 (診察室や一般病棟、ICU、手術室、生理検査室、他の診療に関わる部屋)には、クラスI機器が利用できるように保護接地、つまり3Pコンセントを設置しなければなりません。
このため、すべての医用室に接地幹線から延ばした接地センタを設置することになります。
また、各医用室の接地センタは室内の金属製品やME機器、家電製品を一点アース(一点接地)する目的で利用されます。
なお、隣接する医用室との床面積の合計が50m2以下の場合は、医用接地センタを共用してもよいことになっています。

【大学や企業の研究室】 脳波計や筋電計を研究に用いている大学や企業の研究室も、3Pコンセントが設置できなくても、接地センタは設け、医用室に準じた接地方法(一点アース)をとって下さい。
脳波計や筋電計などのME機器の電源コードは3Pプラグになっていますが、3Pコンセントが無い場合は3P-2P変換アダプタを利用し、ME機器本体の接地端子にアース線を取り付け、接地センターに落として下さい。また、ベッドなどの金属製品を接地する場合は、塗装部は避け、金属露出部にアース線を取り付けて下さい。
なお、記録に際しては、不必要な電気機器(例えば、パソコンの電源、ライトの電源、他)は、それら本体の電源をOFFにするだけではなく、機器電源コードをコンセントから抜いてしまいましょう。これは記録時のノイズ(雑音)対策にも効果的です。