【世話人の丹原恒則のプロフィール】
1953(昭和28)年東京生まれ(両親は岡山出身) 大学卒業後に現在の環境再生保全機構へ就職。同郷のいとこと結婚。 東京での共働き暮らしの中で、子育て期をどう乗り越えるか考える。 その結果、男の育児時間を4年余り取る。 ところが、子育てと並行して、次のハードルの老親問題に遭遇する。 連れ合いが故郷の足腰を痛めた親を思い、悩む。 桃や葡萄を一生懸命作る老いた親を見殺しにできない。 共に生きて幸せを味わおう、と思い切って、30代半ばで岡山へ転居。 岡山へ転居後は、生活情報誌の記者、「月刊プラザ岡山」の副編集長を経験。 仕事場のすぐ近くに岡山大学があり、生涯学習の必要性を感じる。 現代を近代から考えようと「福沢諭吉『日本男子論』の今日的意味」を検討。 大学院法学研究科にて論文作成、学会やメンズリブの全国大会などで報告。 http://www.eqg.org/library/mf98/tanbara.html その後、一時期、福山の週刊「プレスシード」の編集長。 男性性の構築過程を探る近代日本男性史研究会(代表は細谷実氏)へ参加。 福澤諭吉協会、日本ジェンダー史学会などの会員。 元岡山市男女共同参画推進協議会委員、男性の脱暴力化支援者。 男女共同参画講座や岡山女性調停委員会研修の講師などを務める。 岡山家族研究所所長。
【著書】(いずれも共著) 『男の育児書』現代書館,1987 『男と女で半分っこイズム』学陽書房,1989 『女・男の現在をみつめて』山陽新聞社,1992 『男たちの「私」さがし』かもがわ出版,1997 「道徳的な男性性構築の課題‐福澤諭吉の〈ヂグニチー〉〈愛〉〈敬〉〈恕〉論」 『現代のエスプリ』第446号マスキュリニティ/男性性の歴史.至文堂,2004
|