レジストリエディターを使ったWindows裏技
●使用者と会社名を変える
本来、インストールの時の一度しか設定できないはずの使用者と会社名の名前を、
レジストリエディターを使って自由に書き換えてしまおう。
これで、冗談でつけてしまった恥ずかしい名前も、いつでも変更できるぞ。
〜やり方〜
Windows2000、XP
レジストリエディターを起動する。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
設定値:RegisteredOwner →好きな名前に変更。
設定値:RegisteredOrganization →好きな名前に変更。
Windows95、98、ME
レジストリエディターを起動する。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Sofrware\Microsofr\Windows\CurrentVersion]
設定値:RegisteredOwner →好きな名前に変更。
設定値:RegisteredOrganization →好きな名前に変更。
●ログオン時にユーザー名とパスワードを自動入力する
WindowsXPから、ユーザー名でマシン環境が完全に分けられるようになり、ようやく
マルチユーザー環境が整ってきたと言える様になって来たが、使う人間が自分一人と言う状況では、
ユーザー名とパスワードをいちいち入力するのも面倒だ。
そこで、ユーザー名とパスワードを入力することなくWindowsにログオンできるようにしてしまおう。
ちなみに、ログオン画面を表示させるには、シフトを押しながら起動すればOKだ。
〜やり方〜
やはりレジストリエディターを起動。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon]
設定値:AutoAdminLogon →1
設定値:DefauftUserName →設定値
設定値:DefauftPassword →設定値
●自分のコンピュータをネットワークから見えなくしてしまおう
さて、自分のノートPCをこっそり会社に持ってきて、内緒でLANに繋ぎインターネットをしていると、マイネットワークで自分のPCの存在がバレてしまい、後日上司に怒られた・・・という人は居ないだろうか?(今の時代、居るわけないか)
実は、自分のPCをマイネットワークに表示されなくなる方法があるのだ。
これを行うと、マイネットワークから自分のPCが見えなくなるぞ。(ただし、IPは記録されているので、気をつけろよ)
〜やり方〜
WindowsXP
もはやお約束のレジストリエディターを起動。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanserver\parameters]
追加値:hidden →1
●むかつくあいつのPCを自動更新しなくする
さて、今まで紹介してきた方法は役に立つものばかりだったが、ここで紹介するものは、Windowsが自動アップデートしないという、大変危険なものだ。
自分のPCの調子が悪いなどの症状がある場合などに、「そういえばこんなのがあった」程度に知っておくと便利かもしれない。
〜やり方〜
WindowsXP
ここでもレジストリエディターを起動。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows]
追加キー:WindowsUpdate\AU
追加値:NoAotoUpdate →1
●右クリックの新規作成に、任意のファイルを追加する
さて、CADソフトで図面を書く仕事をしているとき、ついついExcelやテキストのように右クリックからファイルを新規作成しようとしたけど、メニューに出てきてなくて「チッ」を舌打ちして、周りのひとの気を悪くさせたことはないでしょうか?
ExcelやWordは、右クリックから新規作成できるのに、その他のCADソフトや写真帳ソフトはそれが出来ないんですよね。
というわけで、CADソフトや写真帳、ペイントソフトも右クリックから新規作成できるようにしましょう!
〜やり方〜
WindowsXP
ここでもレジストリエディターを起動。
[HKEY_CLASSES_ROOT]の中の、追加したい拡張子のフォルダを開く。
追加キー:ShellNew
追加値:NullFile
他にも、壁紙が変えれなくなったり、Windowsを終了できなくしたり、重要なアイコンを消したり、知らないうちに任意のプログラムを実行させたり、いろいろヤバイ事ができるのだが、そのやり方は秘密な。