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競艇 そのテクニックに注目します

2012/5/13改訂
このページは賭け(ギャンブル性)については触れません。

私個人は、レースを観戦し少額で楽しむもの、ギャンブルで儲けることはできないと思っていますし、依存症にならない為に収支をずっとつけています。

競艇という名のモータースポーツで見られる技、テクニックを現役選手の動画とともにご説明します。

それをご覧になり、「カッコいい」と思われた方がひとりでも増えれば筆者としてはそれだけで満足です。

なお、動画は編集時に再生できたものを掲載していますが、近い将来必ずリンク切れが起こります。
気づいた時点で修正しますが、リンク切れの場合はご容赦下さい。


2011/5/4 児島ボートにて携帯で撮影


※動画ソースについて:各競艇場の著作物です
用語解説
1号〜6号計6つのボートのこと。ここでは艇と呼びます。
出走表というレースごとのメンバー表があり、1号艇から順に白黒赤青黄緑の色をボートと服にカラーリングをしています

コース取り 枠番という出走表どおりの順番に入ることもありますが、実際の順番はレースが始まってから決まるので誰もわかりません

ターンマーク カーブ(マーク)ごとににある円すい形の浮き。最初のカーブが1マーク、次が2マークです

3周 1周800mを3周するとゴールです。ちなみに最高速度は時速80kmで体感速度はそれ以上だそうです

ダッシュ 助走を大目に取るコースに入ること。おおむね4〜6コース。

スロー 助走を取らないコースに入ること。おおむね1〜3コース。たまに3, 4コースが中段のスローになることも

スタート リレーのヨーイドン方式でなく、フライングスタート方式を採用。
この理由として、リレータイプだと内側の艇が有利となりレースとして面白くないから、と聞いたことがあります

フライングスタート方式とは1秒以内にラインを超える必要があり、
思いっきり助走を取る艇は合図より約10秒前に、助走をとらない艇は約8秒前にアクセルを入れ、
ヨーイドンとなった時にラインより手前そして1秒以内にラインを超える、という選手の勘によって
スタートにバラつきが出ます。

合図より先にラインを超えると「フライング」、ラインを超えた時に1秒を過ぎていたら「出遅れ」と言います

クラス 選手の成績順でA1・A2・B1・B2とあり、A級は上手い選手で割合も少ない(全体の20%ぐらい)。

B1が人数が一番多く、上手い選手とそれなりの選手が混ざっているので予想が難しい。
B2はケガなどの理由で出走回数が規定を満たしていない選手。
ボートとモーター、プロペラ ボートとモーターは競艇場ごとに同じメーカーのものを使用。使用期間も競艇場ごとにほぼ同じ。
*モーターは使用期間にズレが出るばあいもあり

2012年4月頃までは選手が自前のプロペラを持参して、自宅やペラグループの小屋などで木づちで叩いてカスタマイズできたが、その自前プロペラは廃止に。

以後、競艇場が用意した2枚(ヤマト発動機のプロペラ、ナカシマプロペラ)から1枚を選択して使う制度に変更になりました


プロペラを叩くことによって選手の好みで羽の角度を変えるそうですが、私には詳細は不明です。

スタート展示 本番レース直前に行われる展示航走のこと。この展示の直前までなら、モーターの調整やプロペラの交換ができます。

選手たちはコース取りの練習およびスタートタイミングの調整をし、そして展示タイムという規定の
距離での最速タイムを計測します。お客サイドとしては、このスタート展示の状況を見て本番レースを
予想します。
ピット離れ 6つの艇が入っているところをピットといい、本番の合図でピットを出て行くこと。

このピット離れがいいと、自分にとって都合のいいコースを取りに行けます。
回り足 ターンマークを回る時の速度のこと
チルト プロペラの角度のことでおおよそ-0.5°から+3.0°の範囲で調整し、−方向だと回り足が向上し、
+方向だと直線での速度が向上します。

ただ、直線重視か回り足重視かは選手たちの判断によって随時変更されます。
また、特定の選手は+3.0°という最高速重視を好む選手がいて、その場合はピット離れが低下する
のでダッシュの6コースになることがほとんどです。

なお+3.0°となると極端に回り足が遅くなり、また競艇場によっては事故防止を目的に最高角度を
+1.5°にしているところがあるそうです。
安定板  強風または波高が高い場合、舟を安定させるために取り付けるもの。

取り付けると走りが変わるらしく、 成績に影響が出ることも
起こし  (起こしについては、複数の解説者の話から独自に書いた文章です)

スタート時に選手がアクセルレバーを握った瞬間にエンジンが動き、前へ進み始める時のこと。

「起こしが良い」といえば「エンジンの反応が良く、すぐに前へ進め」られ
「起こしが悪い」といえば「エンジンの反応が悪く、自分のスタート勘と合わせにくい」という意味だそうです。


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逃げ

一番内側のコースに入った艇がターンマークをそのまま回って、一位をキープする技。一番多く見られます

サンプル動画

抜き

自分より先に走っていた1位の艇をレース中追い抜く技。1位の艇が下手、遅いもしくは2位の艇が上手い場合で頻度少

サンプル画像
差し

ターンマークと艇の間に自分の艇をツッコみそのまま1位をキープすること。
一番多い例としては、1コースに入った艇とターンマークの間に、2コースに入った艇がツッコむパターン。

サンプル動画 この動画では6コースに注目

まくり

自分より内側の艇の前を横切り、覆うような弧を描きながらターンマークを回って1位になる技。

目の前を横切られた艇は減速する必要があり、また、横切ろうとしている艇は他の艇と接触しないように
しないといけないので、かなりのスタート勘が要求されます。早過ぎるとフライングに、遅いとこの技そのものが不発です

サンプル動画

まくり差し

前述のまくりをしつつ、他の艇と艇の間、もしくは艇とターンマークの間に入ってそのまま1位になる技。
うまい選手もしくはレース展開によっては決まり、実際に見るとカッコいい技。ファンが多い技?

サンプル動画

つけまい

これは順位に関係なくレース中に見ることもある技。
他の選手の艇の外側について一緒に走り、ターンマークになる直前で相手の艇の前を抑えつつ
全速で走ることで、自分のスクリューの引き波に相手の艇を入れる(沈める)ことで相手を減速させてしまう技。

見ていてかなり熱くなる技ですが、失敗するとつけまいを仕掛けた選手は外に大きく流れ後退するという
選手にとってはバクチ的な技です。

サンプル動画

恵まれ

他の艇がフライングや事故などの理由により、結果として1位になった場合のみ

リンク

ボートレース公式サイト

ヤマト発動機株式会社 ナカシマプロペラ

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