病気になったらどうしたらいいの?

あらっ!!  今まで元気に泳いでいた魚が突然水槽の角のほうでじっとしているぞ !
おやっ!!  魚の体表に白色のツブツブがいっぱいついているぞ !
まあっ!!  魚が急に大きくなってように見えるぞ !
毎日魚をよく観察していると " かわいい魚達 " が色々と心配をかけてくれます。
ここでは、私が経験したことや雑誌に掲載されている病気についての対策を少し整理しました。
右の写真は、「ニューグリーンF」です。
あくまでも自分の経験したこと及び一般論であり100%この限りではないことに注意してください。

病 名 病 状 原 因 治 療
白点病 体表に小さな白点が現れひどくなると全身に広がり衰弱死する。伝染性も強い。 急激な水温の低下や飼育環境の悪化で白点虫が寄生する。「人間の風邪のようなもの」 水温を30度まで上げる。グリーンF、メチレンブルー等の魚病薬を使用する。
マツカサ病 鱗が逆立って全身が松傘状になる。眼球突出(ポップアイ)も見られ丸々と太って見える。別名エロモナス症という。 飼育環境の悪化で水質が酸性に傾いた時に発生しやすい。エロモナスという細菌の感染により発生し治りにくい。 グリーンFゴールド、エルバージュ等の魚病薬を使用する。
カラムナリス病 尾腐れ病とも言われ尾鰭が白く溶けたようになる。口や鰓にも感染しひどくなると死んでしまう。 飼育環境の悪化や外傷によりカリムナスという細菌の感染により発生する。 グリーンFゴールド、メチレンブルー、エルバージュ等の魚病薬を使用する。
水カビ病 体表や鰓などに白いふわっとした水カビが付着する。 外傷による傷に水カビ科の菌が寄生し発生する。 ピンセッシで取り除きグリーンF、メチレンブルー等の魚病薬を使用する。
穴あき病 体表の一部が赤くなりやがて穴があく。 水温の低下や飼育環境の悪化によりエロモナス菌が寄生し発病よると言われている。 水温を30度まで上げる。グリーンF、グリーンFゴールド、メチレンブルー、エルバージュ等の魚病薬を使用する。
エラ病 鰓ぶたが閉じれなくなり呼吸が異常に早くなる。 寄生虫類の感染だと言われている。はっきりと判明していない。 グリーンF、グリーンFゴールド等の魚病薬を使用する。

この写真は、「メチレンブルー」です。
ここにあげたものは代表的なもので実際に自分が経験したことのある病気を記入しました。
この他にも、「イカリムシ症」「ウオジラミ症」等色々とありますが、その時は自分で研究して下さい。
大切なことは、毎日魚をよく観察して早期発見と早期の適切な治療だと思います。
もちろん飼育環境の適切な維持は言うまでもありません。投薬する場合は規定量を守ること。
また、水草水槽では使用しないこと。最近では、水草水槽でも使用できる薬が販売されています。
(私は、使ったことがないので効果はわかりません)



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