5.AKT 「火祭りの夜に」

今日は火祭りの日。
それはとってもステキなお祭り、一番素晴らしいダンスを踊ったカップルには金のリンゴが贈られ、そのカップルは永遠に結ばれるともっぱらの評判です!

さてさて、あひるちゃんは火祭りのコトを知らなかったがゆえ、猫先生と結婚させられそうに!
「ひぃーっ!それだけはご勘弁!何分真実なトコロあたくし鳥ですけん、脳味噌ちっちゃいの!」あひるちゃん必死に自己弁護。

何とか猫先生との結婚は免れましたが、その代わりに上級クラスのレッスン室の掃除を命じられてしまったあひるちゃん。
これだけ言うとムチャクチャな展開ですな。
レッスン室にはなんと、下半身ぴっちりタイツ姿もまぶしい王子様スタイルのみゅうと君が!
「ウッヒョー!堪りませんねぇ!眼福眼福!」(←言ってません)

しかし、みゅうとは今晩るうちゃんと火祭りに行くのです。
このあたりのビミョーなあひるちゃんの心の動きが表現される繊細な演出は、っかーっ!!モノスゴイよっ!!!!
「踊ろうよ、あひる・・・・」
そんな・・・・!しかもあひるって呼び捨てにされちゃったうへへへへ!
心を取り戻したことで、みゅうとにも変化が起こっているようです。
王子様姿のみゅうとと踊ったあひるちゃんはご満悦、破顔一笑の顔が何ともよいですヨ?
「えへへ・・・王子様姿のみゅうとと踊っちゃった・・・・」

そこにエラそうにズンカズンカやって来まするアノ男!
変態野郎のふぁきあ!
みゅうとがあひるちゃんと踊っていたコトに、殊の外ご立腹です!
「なにぃ!みゅうとの方から誘っただとぅお〜〜〜!!!!ムキー!」
「イイか?記憶をなくして彷徨っていたお前を拾ってみゅうとという名前を付けてやったのはオレなんだ、他のヤツの言うことなど聞くな」
もてる独占欲を遺憾なく発揮して、嫉妬に狂う変態野郎ふぁきあ!
「罰を与えてやるウッシッシ、さぁ来い!あんなコトやこんなコトがもうお腹いっぱい盛りだくさんだぞう!」
図書館の方へと連れ去られてしまうみゅうと!
タイヘン!このままでは王子様のアレとかがヒジョーにアブナイ!
陰で覗いていたあひるちゃんは後を追いますが、お姫様姿のるうちゃんが通りかかります、火祭りに行く衣装なのですね。
「みゅうとはるうちゃんのトコロへ行くから、絶対・・・・・二人はお似合いだから、絶対金のリンゴ貰えるよ・・・・・・」

アヤシゲな一室にみゅうとを閉じこめるふぁきあ、出してくれと哀願するみゅうと、「さぁ、コレからお楽しみだぞう〜ムヒヒヒヒ」
間一髪!あひるちゃんのタックルが変態野郎を吹っ飛ばします!
「ちくしょう!このアヒル女め!覚えてろよぉ〜〜」ベソかきつつふぁきあは逃げ去り、なんとかR指定は免れました。
(ウソ書きすぎですオレ)

しかしみゅうと君はまだ監禁されたまま。
あひるちゃんは鳥のアヒルに変身し、ガッツで窓から侵入に成功します。
暗い一室の中には階段があり、更に地下室があるようです、どうやらみゅうとは地下にいる様子ですが、他にも誰かいるみたい?
そこにみゅうとと居たのは、古くなって使われなくなり、皆に忘れられたランプの精。
プリンセスチュチュに変身して、首尾良く「慈しみの心」も取り戻し(展開早いなオイ)みゅうとにインストォ〜ル(?)。
「さぁ急がないと、待っている人がいるんでしょ?」

火祭りも終わってしまい、静けさと少々の寂しさが町を包んでいます。
「あひるなんかを信じた私が莫迦だったわ・・・・」
人もまばらになった街角に、お姫様姿のるうちゃんが一人たたずんでいます。
くるりと踵を返し振り向いた瞬間、そこにはみゅうとが。

「踊ろう」
るうちゃんの手を取るみゅうと。
少々驚きつつも二人は踊り続けます、建物の陰で指をくわえつつ二人の様子を見つめるあひるちゃんが居ることには気づかないのであった。

ふと覗き込んだみゅうとの顔は、今まで見たことのない優しい笑顔。
「アンタ誰ですか!?」
「みゅうとが、こんな優しい顔をするなんて。」
ビビッた(?)るうちゃんダッシュで逃げ出してしまいます!
「るうちゃん?!」
思わず叫んでしまったあひるの声も届きません。

なんだかみんなちょっとずつ不幸になって(ミもフタもない言い方だな)、コレは次回への引きなのか?

次回、金冠町に電気ウナギがやって来ます。


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